こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2025年38本目】映画「スーパーマン」観ました。
【解説・あらすじ】
普段はデイリー・プラネット社の新聞記者として働くクラーク・ケントは、地球を守るために戦うスーパーマン(デヴィッド・コレンスウェット)として活動していた。
自身の正体を隠しながら生活する彼には、目の前で傷ついている人々を救いたいという願いがあった。
そんな彼の前に宿敵である天才科学者レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)が立ちふさがる。アメコミヒーローの原点であるスーパーマンを主人公に描くアクション。
地球を守るスーパーマンという自らの正体を明かさず新聞記者として働くクラーク・ケントが、宿敵である天才科学者レックス・ルーサーに立ち向かう。
監督などを手掛けるのはジェームズ・ガン。
デヴィッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハンのほか、ニコラス・ホルトらが出演する。
【感想】
正義を行使する苦悩。ヒューマニティを深掘りする新しきスーパーマン!
まずストーリー。
意外にもスーパーマンの内面を深く抉る構成。
テンポもよく、後半に向けての加速感も秀逸。
台詞回しも気が利いています。
現代的な社会情勢もしっかり取り込んであり、かなり挑戦的かつ意欲的な脚本でした。
次に演出演技。
まず特筆すべきは緩みのなさ。
キャラクターはひとりひとりがきちんと粒立っていて魅力的。
アクションシーンも現代的にアップデートされていてアメコミ特有の古くささは皆無。
IMAXで視聴したのですが劇伴のできも素晴らしく手抜きのなさには圧倒されました。
俳優陣も熱演。
主人公スーパーマンと天才科学者の対立構造のエスカレートぶり、熱量はんぱない演技でした。
さらにスーパーマンを取り巻く仲間たちも見せ場多く、これまた熱演。
このあたりは言うことなしの出来映えです。
ただ、
マルチユニバースの設定が今ひとつすっきりしない、
主人公を取り巻くキャラクターはおなじみなんでしょうが、多分原作知らずの僕のようなクラスタにはわかりにくい、
のはとても気になりました。
さて。
この物語のベースにあるのは国際紛争における正義の行使、その倫理性。
今もこの瞬間世界のいたる所で行われている蛮行。
このベースにはいずれも思惑があり、人間の業、欲望が絡んでいる。
対抗するスーパーマンは現実にはおらず、もしいたとしても無垢すぎる、、。
この時代にこの作品をエンターテインメントとして世に出した、アメリカ映画の懐の深さには感服です。
広く多くの人に観られてほしい作品でした。
【評価・つけるとすれば】
3.9です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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