アルシオン通信

Alcyon Blog

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2021年05月15日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年50本目】映画「罪の声」観ました。

【解説・あらすじ】

かつて日本を震撼させた事件をモチーフにした塩田武士の小説を映画化。
昭和の未解決事件をめぐる二人の男の運命を映し出す。
小栗旬、星野源が主人公を演じる。
「逃げるは恥だが役に立つ」の演出と脚本を担当した土井裕泰と野木亜紀子が監督と脚本を務めた。

新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、昭和最大の未解決事件の真相を追う中で、犯行グループがなぜ脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか気になっていた。
一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)が父の遺品の中から見つけたカセットテープには、小さいころの自分の声が録音されていた。
その声は、かつて人々を恐怖のどん底に陥れた未解決事件で使用された脅迫テープと同じものだった。

【感想】
これは原作は既読でした。
昭和の、とても有名な事件をモチーフにした大作、映画の「尺」に果たして収まるのか?
前後編とかになるとやだなーと思っていたのですが、心配ご無用。
2時間20分以上にはなりましたが「映画の枠」にしっかり収まっていました。

展開もとてもスピーディー、かつ、観客を置いてきぼりにしない巧妙な脚本、潔い演出。
とくに無理に昭和っぽさやマスコミ感を強調するようなシーンは抑え、人物に視点を固定したのは慧眼。

俳優陣で必見なのは宇野祥平!!!
後半のキーになる人物をセリフだけでなく、見た目だけでなく、まさに「人の形を借りて人を描く」を体現。
今までも様々な映画で足跡を残してきた彼ですが、この一本で間違いなく立ち位置、存在意義を確立です。

ラストシーンに向けての小栗旬の仕事への葛藤。
これは星野源の矜持とも相似形。
同時に僕の、あなたの生きる意味への強いメッセージ担っていたと感じます。

兎にも角にも本当にウェルメイドな今作。
力強くおすすめです!

【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
2021年05月14日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年49本目】映画「騙し絵の牙」観ました。

【解説・あらすじ】

「犯罪小説集」「罪の声」などの作家・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公に当て書きした小説を映画化。
廃刊の危機に瀕した雑誌の編集長が、存続を懸けて奔走する。
大泉が編集長にふんするほか、『勝手にふるえてろ』などの松岡茉優、『64-ロクヨン-』シリーズなどの佐藤浩市らが共演。
『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八が監督を務め、『天空の蜂』などの楠野一郎と共同で脚本も手掛けた。

大手出版社の薫風社で創業一族の社長が急死し、次期社長の座を巡って権力争いが勃発する。
専務の東松(佐藤浩市)が断行する改革で雑誌が次々と廃刊の危機に陥り、変わり者の速水(大泉洋)が編集長を務めるお荷物雑誌「トリニティ」も例外ではなかった。
くせ者ぞろいの上層部、作家、同僚たちの思惑が交錯する中、速水は新人編集者の高野(松岡茉優)を巻き込んで雑誌を存続させるための策を仕掛ける。

【感想】
「俳優」大泉洋の代表作とはなにかを振り返るときが来たならば、必ず候補になるであろう作品です。
吉田監督の原作に対するアプローチ、相変わらずの度胸も感じれます。

ストーリーは出版業界を舞台にし斜陽&権力争い、守旧と革新の行方なので、まあ大体予想の範囲。
観客も自らの立場に置き換えてみることも容易で、身近、かつ自分のこととして捉えられる安心設計。
その上で新しいことは本当に正しいのか、古いことは捨てるべきなのかを絶妙な塩梅で描き出すところはさすが!でした。

さてさて、俳優陣。
大泉洋は本来の軽妙さを残しつつ、コメディに触れすぎない、絶妙なチューニングの演技。これははっきりと新境地に見えました。
そしてそして松岡茉優!
個人的にはもう少し「毒」を含ませても良いとは感じましたが、
それでも当代ナンバーワンの演技派は「いつでも食ったる」と言わんばかりの切れ味。
リリー・フランキーや國村隼説いた面々も含め会話劇の妙を十二分に楽しめます。

ちょっとだけ惜しく感じたところは、これまた重要なんですが、佐藤浩市周辺案件の物語の回収が急で弱く感じること。
あの結論ならもう少し伏線は(バレバレでも)強くても良いし、もっと落差をつけたほうが最後の最後が生きたのではと感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年05月12日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年48本目】映画「ミッドナイトスワン」観ました。

【解説・あらすじ】

『下衆の愛』などの内田英治が企画、監督、脚本、原作を手掛けたヒューマンドラマ。
養育費を当てにして育児放棄された少女を預かるトランスジェンダーの主人公が、次第に彼女と心を通わせていく。
草なぎ剛、田中俊介、水川あさみのほか、服部樹咲、佐藤江梨子、平山祐介、根岸季衣、田口トモロヲ、真飛聖らが出演する。

新宿のニューハーフショークラブのステージに立っては金を稼ぐトランスジェンダーの凪沙(草なぎ剛)は、養育費を当て込んで育児放棄された少女・一果を預かる。
セクシャルマイノリティーとして生きてきた凪沙は、社会の片隅に追いやられる毎日を送ってきた一果と接するうちに、今まで抱いたことのない感情が生まれていることに気付く。

【感想】
胸の奥までしっかり届く、グッサリくる映画でした。

まずストーリー。
トランスジェンダーという非常にセンシティブなテーマに、
バレエというスパイスを絶妙に調合し、まさしく素晴らしい出来栄え!
少女の儚げな友情や、生まれくる母性とも父性とも言える展開も見応えあり。

そして演技。
草なぎ剛がこのくらいできるのは知っていた。
役へのアプローチはもう世界的な俳優。アカデミーも納得です。
驚いたのは服部樹咲の踊りの説得力!
ここ数年でこんなにダンスで感情を、こんなに豊かに表現できる俳優はいただろうか?
凄まじいクオリティを感じました。

一方、演出では少し物足りないところも。
とりわけ「一果」の周辺は「凪沙」周辺に比べ演技が軽く感じます。

最後に。
ラスト、下田の海のシーンから、NYのダンスシーンまで。
選曲も含め、映画の醍醐味が詰まった今年屈指の名シークエンスはまさしく必見です。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年05月11日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年47本目】映画「はちどり」観ました。

【解説・あらすじ】

1990年代のソウルを舞台に、思春期の少女の心情と家族の関係を描いた人間ドラマ。
男性が優位な社会で鬱屈した思いを抱える少女が、ある女性と出会って成長していく。
パク・ジフ、キム・セビョクをはじめ、イ・スンヨン、チョン・インギらが出演。
本作で初めて長編のメガホンを取ったキム・ボラ監督の少女時代がベースになっている。

驚異的な経済成長に沸く1994年の韓国、ソウル。
14歳のウニは、両親、姉、兄と集合団地で生活している。
小さな店の経営に追われる両親は子供たちと向き合う余裕がなく、兄は父に期待されている重圧から親の目を盗んでウニに暴力を振るっていた。
自分に関心のない大人に囲まれ孤独感を募らせるウニは、通っている漢文塾で不思議な雰囲気を持つ女性教師ヨンジと出会う。

【感想】
思春期特有の瑞々しさと、取り囲む社会の残酷さを併せ持つ、観客の感性を揺さぶる傑作でした。

まずなにより、その独特かつ美しい映像表現。
ノスタルジー感を出しつつもとても繊細に物語を映しこむ手法が素晴らしかったです。

またストーリーは、学校、家族、友人といったレイヤーと自己と他者という関係性を尋常じゃなく丹念に綴っていて。
それでいてセリフに頼り切らず、説明過多を許さず。

人の心の弱さ、脆さ、社会の鬱屈や流れる時間の持つ危うさ。
だけど絶望ではない、薄いかもしれないが木漏れ日のような光も指すのだと訴えかける今作。

ハチドリのように僕もまた一生懸命羽ばたいて生きている。

「実感」を取り戻せる一本になりました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年05月09日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年46本目】映画「CURED/キュアード」観ました。

【解説・あらすじ】

ゾンビパンデミックが収束した後の世界を映し出したSFスリラー。
差別やテロなど現代社会の問題を思わせる物語を描く。
夫をゾンビに殺された女性を『フラットライナーズ』などのエレン・ペイジが演じ、
『モンスターズ/新種襲来』などのサム・キーリー、『メイズ 大脱走』などのトム・ヴォーン=ローラーらが共演。
監督はデヴィッド・フレインが務める。

アイルランドで人間を凶暴化させるウイルスのパンデミックが起きてから6年。
新たな治療法によって回復した75パーセントの人々が社会復帰することになった。
シングルマザーのアビー(エレン・ペイジ)は、回復した義理の弟セナンを受け入れる。
一方、回復者を恐れる市民の抗議デモが活発化し、不満を持つ回復者たちは復讐テロを企てていた。

【感想】
救いとはなにか、赦しとは何かを深く問われる作品でした。
ストーリー、主題は思ったよりストレート。
差別とは何かを常に問われ、政治や生活と結びつくと何が起こるのかを見せつけられ、、。
妬みや嫉み、拒絶や嫌悪感といった負の感情が何を生み出すのか、パンデミックをモチーフに描ききっていました。
概ね満足なのですが、強いて言うなら、ちょっと「人間そのもの」が怖すぎる、、、。
もう少し「希望」の味付けが欲しかったところではあります。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
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by alcyon | 映画観た
2021年05月08日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2021年45本目】映画「朝が来る」観ました。

【解説・あらすじ】

ドラマ化もされた直木賞作家・辻村深月の小説を映画化。
特別養子縁組で男児を迎えた夫婦と、子供を手放す幼い母親の葛藤と人生を描く。
キャストは『八日目の蝉』などの永作博美をはじめ、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子ら。
『殯の森』などの河瀬直美監督がメガホンを取り、『凶悪』などの高橋泉が河瀬監督と共同で脚本を手掛けた。

子供に恵まれなかった栗原佐都子(永作博美)と夫の清和(井浦新)は、特別養子縁組の制度を通じて男児を家族に迎える。
それから6年、朝斗と名付けた息子の成長を見守る夫妻は平穏な毎日を過ごしていた。
ある日、朝斗の生みの母親で片倉ひかりと名乗る女性(蒔田彩珠)から「子供を返してほしい」という電話がかかってくる。

【感想】
まさに衝撃作でした。
先にここはちょっと、、というところだけ。
冒頭の幼稚園の件、実際にはああいう処理の仕方はしないのでは?
また、タワマン事情もとくにお話の構成上ノイズに感じました。

その他の部分は凄まじい。
不妊治療の過酷さや里親制度の問題点、育児環境と社会構造の歪みといったストリーの骨格は現実以上に現実的に描いていました。

俳優陣の演技も素晴らしい。
とりわけ蒔田彩珠と浅田美代子こそが本当の母娘にさえ見える彫り込みの深い演出はさすがの一言でした。

社会問題を取り扱うと多様な意見が出てきて、もちろんこの映画が嫌いな人もいるでしょう。
それでいいし、それが良いのだと思います。

ただ、親になること、子であること、その危うげな状態を保存する何か、については深く考える必要があるのではないかと思うのです。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年05月07日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2021年44本目】映画「ノマドランド」観ました。

【解説・あらすじ】

ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション小説を原作に、「ノマド(遊牧民)」と呼ばれる車上生活者の生きざまを描いたロードムービー。
金融危機により全てを失いノマドになった女性が、生きる希望を求めて放浪の旅を続ける。
オスカー女優フランシス・マクドーマンドが主人公を演じ、『グッドナイト&グッドラック』などのデヴィッド・ストラザーンをはじめ、実際にノマドとして生活する人たちが出演。
『ザ・ライダー』などのクロエ・ジャオがメガホンを取り、第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で金獅子賞を獲得した。

アメリカ・ネバダ州に暮らす60代の女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)は、リーマンショックによる企業の倒産で住み慣れた家を失ってしまう。
彼女はキャンピングカーに荷物を積み込み、車上生活をしながら過酷な季節労働の現場を渡り歩くことを余儀なくされる。
現代の「ノマド(遊牧民)」として一日一日を必死に乗り越え、その過程で出会うノマドたちと苦楽を共にし、ファーンは広大な西部をさすらう。

【感想】
まず、映像表現が素晴らしかったです。
実際にノマド生活している人々を起用し、まるで生活をフィルムに溶かし込むような、ドキュメンタリーでもフィクションでもない独特な撮影法。
広大すぎるアメリカの自然の美しさと容赦なさを同時に同じ構図の中に収める監督の手腕はさすがアカデミー作品賞の名にふさわしいものでした。

一方、ストーリーは正直期待値よりは少しぼんやり。
確かにフランシス・マクドーマンドの「映画の中で日々を営む」かのような演技は素晴らしいのですが、テーマはここ最近良く観るタイプに感じました。
喪失感だったり、社会構造だったりといったテーマを取り扱っているのは承知なのですが、あくまでも「アメリカ」の「ある人々」のお話で、
普遍性だったり、世界的な拡がりまでを感じるには至らず。むしろまだアメリカは豊かだと感じる部分もあり、ヒリヒリ感が少し薄口。
嫌いなジャンルの映画ではないのでもう少しズドンとくる「なにか」が欲しかったです。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年05月06日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2021年43本目】映画「行き止まりの世界に生まれて」観ました。

【解説・あらすじ】

かつて繁栄したものの今は衰退した、アメリカの「ラストベルト(錆びついた工業地帯)」を舞台にしたドキュメンタリー。
鬱屈した思いをスケートボードにぶつけ、成長していく3人の若者の姿を映し出す。
今回出演も果たすビン・リューが監督・製作・撮影・編集を担当し、キアー・ジョンソン氏とザック・マリガン氏らが共演。
第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞と、第71回エミー賞の「Outstanding Documentary Or Nonfiction Special」などにノミネートされた。

家庭環境に恵まれないキアー・ジョンソン氏、ザック・マリガン氏、ビン・リュー監督の3人の若者は、イリノイ州ロックフォードで暮らしている。
厳しい現実から逃れるようにスケートボードに熱中する彼らにとって、スケート仲間はもうひとつの家族であり、ストリートこそが自分たちの居場所だった。
やがて彼らも成長し、目の前に立ちはだかるさまざまな現実に向き合う時期がやって来る。

【感想】
率直に、いい映画を観た、見つけた感じです。
結構な長期に渡る撮影のなかで徐々にテーマが絞られていく手法、さらには撮影監督本人すら観察の対象になっていく事はとても斬新。
おそらくは膨大だったであろう撮影時間の中で「本音」の部分、時には見苦しく感じるほどの真実を晒し、紡ぐ。
社会の鬱屈した息苦しさと家族の問題を相似形に描く。
そんな中でも友情なのかもしれないし、わずかに残った愛情なのかもしれない、そんな僅かな光をしっかりと感じ取ることができる。
これはアメリカのお話で、実は世界の実情で、そして何より「僕」自身のストーリーなのだと感じる作品でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!

ちなみに
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2021年04月22日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2021年42本目】映画「バクラウ」観ました。

【解説・あらすじ】

村の長老の死後、不可解な出来事と暴力の災禍に見舞われる村を舞台にしたスリラー。
貧困や格差といった現代社会が抱える問題を投影した物語は、第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞に輝くなど世界各地の映画祭を席巻した。
メガホンを取ったのは『アクエリアス』などのクレーベル・メンドーサ・フィーリョと、ジュリアーノ・ドルネリス。
同作に続きクレーベル監督と組む『蜘蛛女のキス』などのソニア・ブラガ、『異端の鳥』などのウド・キアのほか、
バルバラ・コーレン、トーマス・アキーノらが出演する。

テレサは村の長老カルメリータが亡くなったことを受けて、故郷の村バクラウに戻ってくる。
しかしその日以降、インターネットの地図上から村が消え、謎の飛行物体が上空に出現し、村の命ともいえる給水車のタンクが銃撃を受けるなど、村では異変が続発。
やがて村外れで村人が殺害され、それまでほとんど見かけなかったよそ者の来訪によって、村は血なまぐさい暴力の渦に巻き込まれていく。

【感想】
なんとも謎めいた映画でした!
昔懐かしい西部劇っぽい設定にも感じるし、ホラーっぽさもあるし、、。
お話は想像以上に複雑で、貧困や過疎といった現代的なテーマを追いつつ、
結構な勢いでこれまた想像の斜め上の展開にまさしく突き進んでいきます。。。。
どこかに伏線があったはず?とか、あれえ回収されてる??とか考えたりする余地を与えないスピード感はまさしく異質。
異質なんですが楽しむ余地だけは満載という本当にトリッキーな構成。
ちょっとジャンル分けができない怪作だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です!

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by alcyon | 映画観た
2021年04月20日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2021年41本目】映画「mid90s/ミッドナインティース」観ました。

【解説・あらすじ】

『マネーボール』などの俳優ジョナ・ヒルが初監督を務め、自身の経験を基につづる青春ドラマ。
1990年代のロサンゼルスで、少年がスケートボードを通して仲間たちと出会い成長していく。
主人公の少年を『ルイスと不思議の時計』などのサニー・スリッチが演じるほか、キャサリン・ウォーターストン、ルーカス・ヘッジズらが共演。
音楽をナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーがアッティカス・ロスと共同で手掛け、ニルヴァーナ、ピクシーズなど1990年代のヒット曲が物語を彩る。

1990年代のロサンゼルスで、13歳のスティーヴィー(サニー・スリッチ)は母親のダブニー(キャサリン・ウォーターストン)と兄のイアン(ルーカス・ヘッジズ)と暮らしていた。
体格差のある兄にかなわないスティーヴィーは、大きくなったら見返そうと考えていた。
そして街のスケートボードショップで知り合った少年たちの自由でかっこいい姿に憧れを抱く。

【感想】
台詞回し、映像、演出、どこをとってもエモーショナル!!
配役のバランスがちょうどよいので90年代のスケートボードカルチャーの説明が過多になりすぎず、自然に体感できました。
ストーリーの骨格をなす疑似的兄弟と実兄弟の葛藤や、
デジタル化しちゃった現代では見かけられなくなっちゃったアナログ感のある人間関係の築き方などは実に丁寧に描かれていました。
後で確認したら、これ、監督ジョナ・ヒルなんですね!
俳優としても評価の高い彼の内心に触れたような貴重さも有りました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です!

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