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アルシオン通信

Alcyon Blog

2025年08月21日

【観た/2025年41本目】映画「入国審査」観ました。**伊豆・伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンオーナーのBLOG

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2025年41本目】映画「入国審査」観ました。

【解説・あらすじ】

アメリカでの生活に憧れていたスペイン人のエレナは、パートナーのディエゴと共にグリーンカードの抽選で移民ビザに当選する。
二人はバルセロナからニューヨークへと降り立ち、憧れが現実のものとなることに喜びを隠せずにいたが、
入国審査でパスポートを確認した職員によって別室に連れて行かれる。
状況がつかめずにいる二人だったが、職員から入国の目的などを問いただされ、
ある質問をきっかけにエレナはディエゴに不信感を抱き始める。

アメリカの入国審査を受ける男女の行く末を描くサスペンス。
グリーンカードを獲得してニューヨークに降り立ったスペイン人男女の間に、入国審査が深い溝を生じさせる。
メガホンを取るのはアレハンドロ・ロハス、フアン・セバスティアン・バスケス。
アルベルト・アンマン、ブルーナ・クシらが出演する。

【感想】
現代社会の良心の行方を探る問題作。

まずストーリー。
入国審査、そのシチュエーション一本で押し切る!
密閉空間の特性を十二分に活用したストーリー、
現代性の高さと普遍的な悪意を巧みに織り込んでいて非常に巧み。
尺の短さも相まってスピード感、トルク感もありバランスの良い脚本だったと思います。

そして演技、演出。
「息苦しさ」の表現が多彩で一つ一つのパンチが重め。
徐々に追い詰められていく主演二人が表情の変化だけで演じ分けて行くのも見事。
追い詰めていく審査官側のえげつなさもがっぷり四つ感があり見ごたえ十分。
演技合戦としても楽しめます。

さてさて。
国境を越える、その覚悟は想像はできようとも実感は湧きにくいのですが、、。
今現在も進行形の国際問題の数々、いずれの国にも起こりうる排外主義を想起してしまい、
薄寒く感じたのが本音です。
物語の結末には複雑な想いを持ちましたが、これもまた他山の石。
今の問題として自覚的にならなければと感じる作品でした。

【評価・つけるとすれば】
3.8です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
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