こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2025年23本目】映画「6人ぼっち」観ました。
【解説・あらすじ】
クラスになじめない高校生の加山糸(野村康太)は、広島への修学旅行の班決めで、
誰とも班を組めずにいたTikTokerの馬場すみれ(三原羽衣)、ガリ勉の新川琴(鈴木美羽)、
自慢屋の五十嵐大輔(松尾潤)、内向的な山田ちえ(中山ひなの)、
不登校の飯島祐太郎(吉田晴登)と同じ班を組まされ、班長を任される。
広島に到着した彼らは、それぞれが行きたい場所を回るにつれて、徐々に仲間意識が芽生えさせていく。
修学旅行を題材にした青春ドラマ。
修学旅行の班で一緒になったくせ者ぞろいの高校生6人が、ゆく先々でトラブルに見舞われながらも絆を育んでいく。
メガホンを取るのは俳優としても活動する宗綱弟。
野村康太、吉田晴登、三原羽衣のほか、松尾潤、鈴木美羽、中山ひなのらが出演する。
【感想】
等身大の青春が目映い。友達の尊さが詰まった良作!
まずストーリー。
内容としては特に目新しくもないのですが、
6人の「ぼっち」ぶりやその背景、おのおのが抱える葛藤、焦燥がシンプルだけど丁寧に描かれています。
わかりやすさ優先の結果、お話に推進力があり、おのおのの群像にも共感できました。
狙い澄ました脚本、好感が持てました。
そして演出演技。
これもあまり奇をてらった所はなく。
ストーリーを丁寧に撮る、に徹していて、変な引っかかりを感じない、なめらかなのどごし。
その分俳優陣のがんばりに目が行く設計。
そしてその俳優陣。
六人六様の背景を等身大で描ききる奮闘ぶり。
決して上手じゃない、ぱっと目を引く感じでもない。
だからこそ光る頑張り。
素直さに心打たれる演技でした。
さて。
思い起こせば若かりし日の光と影。
とりわけ暗を思い起こせば彼らと同じような事も確かにあり。
今になってしまえば、ではあるけれどあの頃は苦しかった、必死だった。
仲間、友人の存在がどれほど助けになったか、
気づける年齢にはなりましたがこれからもきっとそう。
現在進行形の悩みや鬱屈を前向きに見つめ直す機会になったような気がします。
若者の奮闘に感謝!
良い作品でした。
【評価・つけるとすれば】
3.9です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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