公式サイト予約割引 ベストレート保証

アルシオン通信

Alcyon Blog

2023年03月19日

【観た/2023年18本目】映画「愛なのに」観ました。**伊豆・伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンオーナーのBLOG

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2023年18本目】映画「愛なのに」観ました。

【解説・あらすじ】

古本屋の店主・多田(瀬戸康史)は店に通う女子高生の岬(河合優実)からプロポーズされるが、
多田はかつてのアルバイト仲間である一花(さとうほなみ)という女性を忘れられずにいた。
一方、一花は自身の結婚式の準備に追われ多忙な毎日を送っていたが、
婚約者の亮介(中島歩)はウェディングプランナーの美樹(向里祐香)と浮気しており、
彼女はその裏切りを知らずにいた。

とある古本屋の店主をめぐり、一方通行の恋が交錯するラブコメディー。
城定秀夫監督と今泉力哉監督が、互いに脚本を提供しR15+指定のラブストーリーを製作する企画の一作。
本作では城定が監督を務める。
古本屋店主を瀬戸康史、その憧れの女性をさとうほなみ、店主に求婚する女子高生を河合優実が演じるほか、
中島歩、向里祐香、丈太郎らが共演。

【感想】
真っ直ぐな、正直すぎる愛をこれまたド直球で描く、豪速球ラブストーリー!

まずストーリー、脚本。
今作では今泉力哉氏が脚本なのですが、絶妙なストーリーテリングぶり。
セリフの一つ一つがくっきりしているし、それでいてそんなに饒舌ではなく。
小説でもなければ演劇の脚本でも、テレビのシナリオとも当然違う、「映画」の脚本です。
お話の構成もわかりやすさに徹していて、
細かなプロットの回収こそあれ、無理やり小難しくするような、
よくある「作家性主張」のようなものは殆どありません。
没入しやすい設計です。

一方の演出、演技。
これはさすが映画職人城定監督。
脚本をしっかり咀嚼し、自らの方程式にきっちり載せ、豪快に投げ放つ。
スケール感の構築の上手さが光る、こちらは存分に「作家性」が発揮されていて。
脚本との対比の構造が見事でした。
俳優陣、見事な奮闘ぶり。
今後の日本映画界を支えていくであろうキャスト陣が、脚本に食らいつき、演出を超えていく。
全員、肉体表現の生身っぷりは、役なのか自身そのものなのか錯覚するくらいの憑依感。
演技合戦としてもかなり見どころがあります。

強いて言うならところどころ共感のできない心理描写があり、
そこはもうちょっと尺を使ってもいいのではと思わなくはないですがこれは個人差のある部分でしょう。

さてさて。
今作を通じて考えさせられたこはやはり結婚とはなんなのかということです。

それは恋の結実なのか。
それとも愛の始まりなのか。

少なくとも生活の手段とはかんがえたくないなあ、、と想いをはせる映画体験でした。

【価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
↓お読みいただきありがとうございました。宜しければぜひぜひコメント・クリックをお願い致します↓

伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン 宿泊プラン一覧
伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン


by alcyon | 映画観た
Tag :

アルシオンのオフィシャルブログです

kazu_R
こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
伊豆の四季やイベント、グルメ情報などを中心に、時々は好きな映画や本などのこともUPしていきます。
メールはこちらまで・・info@alcyon-izu.com
連絡先はこちらまで:0557-51-5600

最近の投稿

人気の記事

カレンダー

2023年3月
« 2月   4月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ