こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

【観た/2026年02本目】映画「レンタルファミリー」観ました。
【解説・あらすじ】
歯磨き粉のCMに出演したことをきっかけに人気俳優になったものの、いまは東京に暮らしながら細々と俳優の仕事を続けているフィリップ(ブレンダン・フレイザー)。
薄暗いマンションの自室で晩酌をするのをささやかな楽しみにする彼のもとに、「レンタル・ファミリー」の会社を経営する多田(平岳大)からある仕事の依頼が届く。
それは顧客の要望に合わせて家族のような役割に徹するというもので、フィリップは依頼を引き受ける。ブレンダン・フレイザーらが出演のドラマ。
東京に暮らす売れない外国人俳優が、家族を「レンタル」する会社で働き、さまざまな役割に徹する中で自分を見つめ直す。
メガホンを取るのはHIKARI。
平岳大、山本真理、柄本明のほか、ゴーマン・シャノン・眞陽らが出演する。
【感想】
「演じること」とはなにか。「偽物」でしか成し得ない人間賛歌!
まずストーリー、脚本。
これはこの上なく丁寧。
構成の巧みさ、
プロットの緻密さと回収の的確さ、
台詞割りのリズム感と文句なし。
「嘘を嘘で隠す」は王道過すぎて、
その結末は予測の範囲内なのにもかかわらず、
十分に引き込まれるのは脚本作りに相当な肝の座り方。
すさまじい覚悟を感じるました。
そして演出演技。
まず演出としての「東京」の設定,撮り方がすばらしい。
都市イメージとしての「大都会」、人間関係の希薄さを敢えての逆取り。
人々が交差する「街」として捉えることで画面が呼吸し、営みが息吹く。
これだけで相当な白眉。
さらには俳優陣。
演じることを演じる、つまりは俳優役はいつの時代、どんな名優にも難局なのに変わりはなく。
さらに今作では英語と日本語が行き交う設定。
言葉の違いで文化の差を表現する、絶句の高難易度、、。
それでも全員が真っ正面から役に挑み、さらには役の中の役に立ち向かい、しっかりと乗り越える。
これもまたすさまじいとしか言えない出来映えでした。
さて。
生きていく上で真っ正直一本は本当につらく。
また真実だけでは他者を傷つけてしまうことすらあり。
そうしてなんとか過剰ではない程度の嘘、偽りをいつの間にか身につける。
それを大人になる、なんて言ってみたりもしてしまう。
それでも思うのです。
嘘は嘘なんだろうか、
偽りは偽りなんだろうか。
背反する問いの中にいつも「本当」は内在していて、
同時に僕たちはそこに「優しさ」だったり「思いやり」だったりを探し当ててしまう。
正直さに疲れ、息苦しくなったとき、緩めること。
つまりは「演じる」ことは罪悪感を伴うが、赦してかまわない。
今作の鑑賞後、そんな気持ちになりました。
何かに惑うとき、また鑑賞することになるであろう良作でした。
【評価・つけるとすれば】
4.5です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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