こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

【観た/2026年01本目】映画「Black Box Diaries」観ました。
【解説・あらすじ】
映像ジャーナリストの伊藤詩織が長編初監督を務め、自身の受けた性暴力について調査に乗りだす姿を記録したドキュメンタリー。
2017年に伊藤監督が元テレビ局員の記者からの性的暴行被害を訴えた記者会見の直後から、延べ8年をかけて製作。
スマートフォンに残していた当時の思いなどをもとに構成し、日本社会が抱える数々の問題を浮き彫りにしていく。
映画製作会社スターサンズが製作を手がけ、イギリス・アメリカとの共同製作により完成させた。サンダンス映画祭の国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門への出品をはじめ、世界各地の50以上の映画祭で上映され18の賞を受賞。
ドキュメンタリー界のアカデミー賞と言われるIDAドキュメンタリー賞にて新人監督賞を受賞した。
2025年・第97回アカデミー賞で、日本人監督として初めて長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。
日本では、当事者から指摘を受けたところなど一部表現を修正したバージョンの「日本公開版」として劇場公開。
【感想】
細い針で野獣と戦うような、無謀でギリギリの戦いを描く。
映画だからこそ成し得た力作!
まず構成などについて。
ドキュメンタリーですので既に知っている内容になるのは必然。
そのなかでリズムを作り、
事件そのものと伊藤詩織さんの人間性を同時に追っていく手法はまさにドキュメンタリーの文法通り。
細かな小道具?や風景の差し込みも含め工夫も十分、上手にできています。
そして内容。
これは賛否が有るのは承知していますが、
当事者性を十分に活かした事件への切り込みは相当の、それこそ命がけの覚悟があってのもの。
木で鼻をくくったような論評は到底できない迫力がありました。
気になったのは、
「これは本当にドキュメンタリーで撮るべきだったのか?」
というそもそもな点。
これだけの問題、事件に取り組む以上、
重点の置き方は変わっても良かったし、多少のバイアスは仕方なく。
むしろ本人に俳優をあてて所謂【映画=物語】にしてしまった方が一般化、
多くの人に強く深く伝わったのでは?と感じるものでもありました。
さて。
性暴力が許せないのは本当に本当に当たり前。
今回の件ではさらに権力構造の闇がその暴力を支えている。
これも許せないのは当然すぎるコトだと考えます。
一方で、誹謗中傷も絶えなかった事案として記憶に残ることも確か。
映画公開までの過程を追うと無力感も感じざるえないものでした。
それでもです。
正義は貫くべきだし、悪はひれ伏すべき。
ときに無謀に見えようが、
さらには有名であることのリスクを追う姿を見ることになろうが、
ゆめゆめ二次的な事件を起こしてはならない。
ドキュメンタリーの危うさを感じる今作ではありますが、
必見だったと感じます。
【評価・つけるとすれば】
4.1です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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