こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

【観た/2025年61本目】映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」観ました。
【解説・あらすじ】
元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)は、最愛の娘・ウィラ(チェイス・インフィニティ)と共に平凡な日々を送っていた。
しかしある日突然ウィラが何者かにさらわれたことで彼の生活は一変する。
ボブを執拗に追い詰める軍人のロックジョー(ショーン・ペン)や、
次々と彼に襲いかかる刺客たちと死闘を繰り広げる中で、
ボブの心に革命家時代の闘争心がよみがえる。何者かに一人娘をさらわれた元革命家の男性が戦いに身を投じる姿を描くアクション。
かつて革命家だった男性の一人娘が誘拐され、彼女を助けるために父親が奮闘する。
監督などを務めるのはポール・トーマス・アンダーソン。
レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペンのほか、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホールらがキャストに名を連ねる。
【感想】
極上のストーリーテリング、最上の演技合戦!これこそが「戦う」映画!
まず脚本、ストーリー。
アクションシーンの中にコミカルさまで感じる台詞回し。
それでも移民排斥や異人種差別と言った強烈な現代性をもったテーマを見事に織り込んでしまう。
さらには家族愛や社会的分断孤立といった要素を見事に当てはめていく。
小さな布を縫い合わせ大きなパッチワークを作り上げる手腕は流石すぎます。
さらに演出演技。
戦闘シーン、カーチェイス、緊迫感とコメディタッチ、ほっこり家族愛とべっとりエロティック、、。
てんこ盛り、相反するような要素を見事に演出に落とし込み、カメラの中に収めてしまう。。
さらには脚本の骨格を最後の最後までだれさせない筋の通し方。
「頭の中」を言語化することだけでも十分難儀なのに、さらにここまで映像化。
率直に言って戦慄です。。・
俳優陣も超熱演!
ディカプリオさん、ショーンペンさん、デルトロさん、
三人もオスカー俳優を使っているのにもかかわらず、
さらに全員振り切った演技をしているのに「渋滞感」は全くなし。
むしろ見事なハーモニー。
さらに娘役チェイス・インフィニティさんの超新星ぶり!
三人を向こうに回して喰うほどの演技力。
末恐ろしさに震えました。
さて。
映画鑑賞後どうしても感じてしまったのはそのメインテーマである人間の「差別意識」。
僕自身意識をし、なるべくフラットに、、とは思っているけれど、完璧かと言われれば多分そうじゃない。
小さな意識の積み重ねが思想を育み、行動になり、大きな力を持つようになって、社会を蝕む。
わかってはいるんですが内心をコントロールするのはどうにも難しく、
さらには今作のように「戦う」のはもっと難しい。
ある人のコトバではありますが、
「差別は心ではなく行動で評価しよう」
これにつきるのかなと感じました。
十二分に記憶に残る「映画体験」だったと感じています。
【評価・つけるとすれば】
4.2です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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