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アルシオン通信

Alcyon Blog

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2019年12月15日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年117本目】映画「ガルヴェストン」観ました。

解説・あらすじ:
ニック・ピゾラットの小説「逃亡のガルヴェストン」を、女優のメラニー・ロランが映画化。
殺し屋と孤独な少女の逃避行を描く。
エル・ファニングとベン・フォスターが主演を務める。
アデペロ・オデュイエ、ボー・ブリッジスらが共演。

裏社会に生きるロイ(ベン・フォスター)は自分が末期ガンで余命わずかなことを知る。
その夜ボスの指令で向かった先で何者かに襲われ組織に裏切られたことを悟った彼は、
相手を撃ち殺してその場に捕らわれていた少女(エル・ファニング)を連れて逃げる。
行く当てもなく体を売っていたという彼女はロッキーと名乗り、二人は果てのない逃避行に出る。

感想:
それにしても、またしてもエル・ファニング!
この女優さんの佇まい、奥深さは素晴らしいし、凄まじい。
ベン・フォスターの抑えの効いた演技も良かった。
しかしながら、、、。
脚本は正直よくある話の域を出ず、時系列もおやっ?と思うところがあり、
オシャレな、「映画っぽい」雰囲気の割に薄ーく感じました。
もっとオフビートな、静謐な作品にしたかったのだろうとは思いますが、、、。
なんだがモヤッとしたものだけが残りました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。
ほとんどエル・ファニングに評価をつけました。
厳しくいえばエル・ファニングの無駄使い。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2019年12月11日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年116本目】映画「幸福なラザロ」観ました。

解説・あらすじ:
第71回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したヒューマンドラマ。
キリスト教の聖人ラザロとイタリアの詐欺事件から構想された物語で、
無垢な青年を主人公に、孤立した地で生活する村民が外の世界に触れる様子が映し出される。
監督はアリーチェ・ロルヴァケル。
新人のアドリアーノ・タルディオーロ、アルバ・ロルヴァケルらが出演する。

20世紀後半のイタリア。
純朴な青年ラザロ(アドリアーノ・タルディオーロ)は、社会と隔絶した小さな村に住んでいる。
そこの人々は、小作制度が廃止されたことを知らずにタダ働きを強いられていた。
ある日、領主の侯爵夫人(ニコレッタ・ブラスキ)の息子が誘拐騒ぎを起こし、労働搾取の実態が世に暴かれる。

感想:
最初は少し古い時代のお話なのかなと思っていたら、さにあらず。
現代の資本主義・世界経済の影を色濃く映し出した、
皮肉たっぷりの寓話でした。

富は再分配されず、
解放されたはずの階層は再構築され、
他者の犠牲をいとわず、
自分の利益を確保することで、皆いっぱいいっぱいの世界。

そこに現れた聖人ラザロは人々を救うのか、それとも絶望の象徴なのか?
ラストシーンは大きく解釈が分かれるところだと思いました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.6です。
内容は確かに深いのですが、時系列がわかりにくく、
ちょっと冗長に感じるところもありました、、。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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by alcyon | 映画観た
2019年12月09日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年115本目】映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」観ました。

解説・あらすじ:
『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』などのラース・クラウメ監督が、旧東ドイツの高校生たちの実話を基に描く青春ドラマ。
政治のタブーに踏み込んだ若者たちが、究極の選択を迫られる。
レオナルト・シャイヒャー、トム・グラメンツ、ヨナス・ダスラー、ロナルト・ツェアフェルト、ブルクハルト・クラウスナーらが共演。

1956年、東ドイツの高校生テオとクルトは、列車に乗って訪問した西ベルリンの映画館で、ハンガリーの民衆蜂起のニュースを見る。
クラスの中心メンバーの彼らはクラスメートに声を掛け、ハンガリー市民に哀悼の意を表し、授業中に2分間の黙とうを実施した。
だがその行為は、社会主義国家への謀反と見なされる。

感想:
何という既視感!
主題は社会主義へのアンチテーゼなんですが、
時代や場所、主義主張を変えながら、現代社会でもどうなのよ!!
と、強く投げかけてくる作品でした。
青春の葛藤、親子の関係、大人の欺瞞は本当に今も変わらぬ相似形で、
世界の問題を今尚傍観する僕らの姿勢を徹底批判しているように感じました。
最後のシーン、若者の希望、自由への渇望はいつの時代も希少価値。
また、そこからいつも時代は変わるのだと、肝に銘じたい、
後押しのできる正しい大人でありたいと強く感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!ドイツ映画は奥底がしれないですね、衝撃でした!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
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by alcyon | 映画観た
2019年12月08日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年114本目】映画「いちごの唄」観ました。

解説・あらすじ:
「銀杏BOYZ」の詞曲を基に、脚本家・岡田惠和が書き下ろした小説を映画化。
憧れのクラスメートと再会した青年が、彼女に再び思いを募らせる。
メガホンを取るのは菅原伸太郎。
古舘佑太郎、石橋静河をはじめ、和久井映見、光石研、清原果耶、宮本信子らのほか、
「銀杏BOYZ」の峯田和伸も出演した。

笹沢コウタ(古舘佑太郎)は、唯一の親友である伸二(小林喜日)と共に、
クラスメートの天野千日(石橋静河)を天の川の女神と呼んでひそかに憧れていた。
しかしある日、伸二は千日を守ろうとして交通事故に遭い、死んでしまう。
それから10年後の七夕に、コウタは高円寺で千日と偶然再会し、環七通りを散歩する。
そして毎年七夕に会う約束をした二人は、1年に1日だけ顔を合わせるようになる。

感想:
こういうストーリ、好き。
ド直球の青春映画なんですが、ちゃんとほろ苦い。
一年に一度会うという設定もちょうどよいし、キャスティングやキャラ設定も絶妙だったと思います。

個人的にはですが、、、。
過去のトラウマへのアプローチ、交通事故や災害のシーンは我が身に置き換えてしまい辛かったです、、。
快復、処方箋としての「音楽」はやはり偉大だなと感じました。

しいていえばなんですが、、。
銀杏の曲をもっと、もう4曲ぐらい使ってほしい!と思いました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です!素晴らしいラストシーンでした!

ちなみに
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by alcyon | 映画観た
2019年12月06日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年113本目】映画「ダンスウィズミー」観ました。

解説・あらすじ:
『ウォーターボーイズ』の矢口史靖が監督を務め、自身初のミュージカルに挑んだコメディー。
ミュージカルスターになる催眠術をかけられた女性が、ゆく先々で騒動を起こす。
ヒロインを三吉彩花が演じ、華麗な踊りと歌声を披露する。

一流商社に勤務する鈴木静香(三吉彩花)は、曲が流れた途端に歌って踊らずにはいられなくなるという催眠を催眠術師にかけられる。
翌日から静香は、テレビから流れる音、携帯電話の着信音、駅の発車メロディーなど、ちまたにあふれる音楽に体が勝手に反応してしまう。
なんとか術を解いてもらおうとするが、催眠術師はどこにもいなかった。

感想:
ロードムービーでバディ物、歌って踊って、泣いて笑って。
僕の好きな要素がたくさん入っているのですが、どうもしっくりこない、、。

解析していくと、やはりストーリーが薄く、
なぜにミュージカルか?というところの肝が見えて来ないし、
ラストに至る説得力も弱く。

キャスティングもちょと無駄使いというか、一人ひとりのキャラ立ちがほしいように感じました。

オープニング、山下久美子の「トゥナイト」、
ラストのサディスティック・ミカ・バンド「タイムマシーンにお願い」
は名曲かつ名シーンでしたので、もっと脚本を厚くし、
「ミュージカル嫌いの人がミュージカル好きになる」作品にしてもらいたかったです。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.3です。歌は良かったです。

ちなみに
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by alcyon | 映画観た
2019年12月05日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2019年112本目】映画「神と共に 第一章:罪と罰」観ました。

解説・あらすじ:
韓国のウェブコミックを原作にした、ファンタジーアクションシリーズの第1弾。
地獄の裁判で死者に付き添う冥界の使者たちの旅を描く。
『カンナさん大成功です!』などのキム・ヨンファがメガホンを取る。
ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギのほか、チャ・テヒョン、D.O.らが出演する。

亡くなった消防士のジャホンの前に、冥界から3人の使者が現れる。
そのカンニム(ハ・ジョンウ)とヘウォンメク(チュ・ジフン)、ドクチュンは、
ジャホンが転生するために死後の49日間に受けなければならない七つの地獄の裁判の弁護と護衛を担っていた。
使者たちは、ジャホンの生前の善行が認められ19年ぶりの貴人として転生するのは確実だと浮かれていた。

感想:
まず、圧倒されるのはそのスケール感。
どうやって用意したのかわかりませんが、
しっかり予算をかけ、世界に打って出ることを前提にした、
肝の座った制作体制にまずは驚愕しました。

お話の下敷きは
キリスト教的(七つの大罪)でもあり、
仏教的(三途の川や四十九日)でもあり。
ハイブリットな構成で、基本善人かどうかを裁判するを7回廻す物語。
骨格のしっかりした、じんわりするストーリーではあるのですが、7回は多いかな?と感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。このあと第二章も観る予定です。

ちなみに
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2019年12月02日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2019年111本目】映画「三人の夫」観ました。

解説・あらすじ:
『メイド・イン・ホンコン』などのフルーツ・チャン監督が撮り上げた人間ドラマ。
『ドリアン ドリアン』『ハリウッド★ホンコン』に続く「娼婦3部作」最終章。
香港で語り継がれる人魚伝説をベースに、ヒロインと彼女の夫たちの奇妙な日常を映し出す。
肉感的なヒロインをクロエ・マーヤンが演じ、海、陸、空の三つのパートで物語がつづられる。

老いた漁師の夫と停泊した船で暮らすムイ(クロエ・マーヤン)の性欲は尋常ではなかった。
船上で客を取る彼女のところに通い詰めていた青年(チャン・チャームマン)は、漁師に高額な金を支払ってムイと結婚し、陸上で新婚生活をスタートさせる。
最初は問題なかったが、次第に彼だけではムイの性欲を満たすことができなくなる。

感想:

のっけから性欲爆発、全編ずーーっとセックスシーンの連続で、流石に食傷を起こすのですが、
次第に甘美に感じ、最後は芸術性とも感じるようになる、不思議な映像。。

また、メタ要素も満載、サービス満点。
民主化と自由の存亡を下敷きに、香港の行く末を暗示しているように感じるシーンも。
とりわけラスト、ラジオから流れるモノローグには、監督や出演者の「香港人」としての強い自我を感じました。

これをただのポルノと観るのか、それとも官能芸術作と観るのか。
評価が大きく分かれそうですが、
性と政、現代の鏡面として評価したいとおもいました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。

ちなみに
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2019年12月01日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2019年110本目】映画「わたしを離さないで」観ました。

解説・あらすじ:
ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロの小説を基に、傷つきながら恋と友情をはぐくみ、
希望や不安に揺れる男女3人の軌跡をたどるラブストーリー。
キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドといった実力派3人が豪華共演。

外界から隔絶された寄宿学校ヘールシャムで、
幼いころから共に日々を過ごしてきたキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)。
普通の人とは違う“特別な存在”として生を受けたキャシーたちは、18歳のときにヘールシャムを出て、農場のコテージで共同生活を始める。

感想:
原作は本日読み終わりました。
日本では舞台化され、ドラマにもなった作品です。

お話のテーマは生と性、科学と倫理を煮詰めるとどうなるのか、
生きていくとはどうゆうことなのかを問う、深淵なものでした。

ミステリーのような急展開があるわけでもなければ、
サスペンスのような恐怖感に包まれたお話でもない、
あえてカテゴライズするなら青春映画。

「事実」が少しづつ、薄皮を剥ぐように明らかになっていく、
緻密で控えめな演出のせいでしょうか、
運命を静かに、粛々と受け入れる三人の諦観にはヒリヒリと心が痛みました。

ラストシーン、キャシーの頬を流れる慎ましい涙。
温かかったのが、冷たかったのか?
温かいものであったと心から願う、そう信じたい、悲しい映画でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。

ちなみに
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2019年11月29日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2019年109本目】映画「ホワイトクロウ」観ました。

解説・あらすじ:
伝説的ダンサー、ルドルフ・ヌレエフの半生を映画化した伝記ドラマ。
『イングリッシュ・ペイシェント』などの俳優レイフ・ファインズがメガホンを取り、ヌレエフの若かりしころから亡命に至るまでを描く。
主演にオーディションで選ばれたダンサーのオレグ・イヴェンコを起用し、
『アデル、ブルーは熱い色』などのアデル・エグザルコプロス、ダンサーのセルゲイ・ポルーニン、
『黒いスーツを着た男』などのラファエル・ペルソナらが共演した。

1961年、海外公演のためソ連から初めて国外に出た無名の若きダンサー、ルドルフ・ヌレエフ(オレグ・イヴェンコ)は、パリの街に魅了される。
自由な生活や文化、芸術の全てをどん欲に吸収しようとするが、その行動はKGBに監視されていた。
やがてヌレエフが、フランス人女性のクララ・サン(アデル・エグザルコプロス)と親密になったことで政府の警戒が強まり、ある要求を突き付きられる。

感想:
バレエダンサーのお話です。
以前、セルゲイ・ポルーニンの伝記モノや、パリ・オペラ座のドキュメンタリーなども観ています。
その時も感じたのですが、
芸術家は感性と情熱で出来ていて、ほとばしる才能を自ら受け止めることができるのはきっとごくわずか、
自分の才能を持て余し飽和する人も多かったんじゃないかな、とこの映画を見ても感じました。
そんなとき周りの人のサポートに恵まれるかどうかは本当に神の采配で、
ヌレエフはとてもラッキー。
とりわけ女性陣が皆肝が座っていて、惜しみない。
悪魔の魅力とでも言うのでしょうか、ちょっと怖くも感じました。
映画としてはとても淡々としていたのに、
最後の10分ぐらい、急激にサスペンス色が強くなります。
だったらもっと序盤から緊迫感を散りばめてもっと危うさを出しても良かったのではとも感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.6です。それにしてもオレグ・イヴェンコの美男子ぶりが宇宙レベルに半端ない!です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
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2019年11月26日

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【観た/2019年108本目】映画「町田くんの世界」観ました。

解説・あらすじ:
『舟を編む』などの石井裕也監督が、第20回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した安藤ゆきの漫画を映画化した青春ストーリー。
優しい男の子の日常が覆る出来事が描かれる。
主演は、1,000人を超える応募者の中からオーディションで選ばれた細田佳央太と関水渚。
岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子といった俳優たちが共演している。
また全編を35ミリフィルムで撮影した。

町田くん(細田佳央太)は運動や勉強が不得意で見た目も目立たないが、困っている人を見過ごすことのできない優しい性格。
ある日、町田くんの世界が一変してしまう出来事が起こる。

感想:
原作は未読です。

僕も町田くんになりたい!

町田くんは優しさの究極形、思いやりの到達点。
世界は確かに悪意に満ちているし、
そりゃやりきれないことも、
息苦しいことも、
めんどくさいことも、
大抵は処理能力以上に存在しますよね。


だけどこの世はまだまだ善意にあふれている、と町田くんは気づかせてくれます。

財布をなくし途方に暮れた高校生を助けたお医者さん。
駅の人混みの中、静かにベビーカーを階段の上まで運ぶサラリーマン。
白杖の若者の手を引くおじいさん。

善意は必ず人の心をつなぎ、そして次の人へと広がっていく。
確かに寓話ではありますが、現実にもあるじゃないかと強く感じました。

監督の豪華キャストを配しながら、新人を抜擢し、輪郭を深めていく演出もお話にハマっていたと思います。

もう一回。

僕も町田くんになりたいです!

【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です!ラストのファンタジー要素が少し長かったのでそこだけマイナスです。

それにしても「ジョーカー」観たあとの「町田くん」、、。
我ながらすごい振れ幅でした。

ちなみに
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