こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

【観た/2026年03本目】映画「ブゴニア」観ました。
【解説・あらすじ】
鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、これで5度目のタッグとなるエマ・ストーンを主演に迎えて描いた誘拐サスペンス。
アリ・アスターがプロデューサーに名を連ね、2003年の韓国映画「地球を守れ!」をリメイクした。世界的に知られた製薬会社のカリスマ経営者ミシェルが、何者かに誘拐される。
犯人は、ミシェルが地球を侵略する宇宙人だと固く信じる陰謀論者のテディと、彼を慕う従弟のドン。
2人は彼女を自宅の地下室に監禁し、地球から手を引くよう要求してくる。
ミシェルは彼らの馬鹿げた要望を一蹴し、なんとか言いくるめようとするが、互いに一歩も引かない駆け引きは二転三転する。
やがてテディの隠された過去が明らかになることで、荒唐無稽な誘拐劇は予想外の方向へと転じていく。エマ・ストーンが髪を剃った丸坊主姿も披露し、陰謀論者に囚われたミシェル役を熱演。
彼女を宇宙人だと信じてやまない誘拐犯をジェシー・プレモンスと、オーディションで抜てきされた新星エイダン・デルビスが演じる。
2025年・第82回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。
第98回アカデミー賞では作品賞、主演女優賞ほか計4部門にノミネートされた。
【感想】
「認知」とはなにか。「信ずるモノは救われる」のか。
相変わらず常識の外側から攻めてくるランティモスの挑戦作!
まず脚本、ストーリー。
これはとても奇天烈!(褒めてます!)
一見会話劇のようではあるんですが、
全然コミュニケーションが取れていない。。
独白劇とも言える二重構造。
現代社会の抱えるシステムエラーとも言える「自認の誤謬」をきっちり落とし込んでいます。
途中から急激に跳躍する展開、ラストに向けての着地も唖然呆然、、、(褒めてます!!)
ファンには堪らないストーリーテリングと言えるでしょう。
そして演出演技。
これもまた、なんというか、、、。
そりゃアリアスターが書いてランティスモスが撮ったらこうなるわな。。
グロテスクさのなかに美を、精錬の中に醜を内在させ、観客の不安をかき立てていく。
まるでコントロールを失ったブランコのように、ワンシーンごとにギアをアップ、さらに過剰に揺さぶっていく。
弛緩させることなく展開される映像と、俳優陣のトルクの効いた演技。
合わさるとまるで行き先を失ったヌーの大群のよう。。。
監督の作家性の爆発、確かに受け止めることができます。
さて。
真実とは何か、を考えるときやはり表裏で認知バイアスを覚悟しなければならず。
今作を見ても、今までの日々を振り返ってみても、
やはり僕は、人は、「自分の信じたいことを信じる」という呪縛の中にいるように感じます。
多角的視野、多様性をどんなに謳おうと、どこかに限界があり,破綻の運命にある。
これは悲劇なのか喜劇なのか、それすらわかりませんが、
受け止めつつ謙虚に過ごす敷かないのかなとも感じました。
ちなみに「ブゴニア」とは
”「牛の死骸からミツバチが自然発生する」という俗説”
つまり生命の誕生と循環を示すコトバだそうです。
監督の相変わらずの皮肉屋ぶり、、、。
これも(褒めてます!!!)です。
【評価・つけるとすれば】
3.7です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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