アルシオン通信

Alcyon Blog

2022年07月03日

【観た/2022年38 本目】映画「マイスモールランド」観ました。**伊豆・伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンオーナーのBLOG

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2022年38 本目】映画「マイスモールランド」観ました。

幼いころに家族と共に来日し、日本で育った17歳のクルド人・サーリャ(嵐莉菜)は、埼玉の高校に通っている。
数年前に母を亡くし、父のマズルム(アラシ・カーフィザデー)、妹のアーリン(リリ・カーフィザデー)、
弟のロビン(リオン・カーフィザデー)と暮らす彼女の夢は小学校の先生になること。
サーリャは大学進学の資金を貯めるため、父に黙って始めたアルバイト先で、東京の高校に通う聡太(奥平大兼)と出会う。

解説: 日本で暮らすあるクルド人一家の日常を捉えたヒューマンドラマ。
難民申請が不認定となり、生活が一変した17歳の少女が自らのアイデンティティーに苦悩しながらも成長していく。
監督と脚本を手掛けるのは川和田恵真。
モデルの嵐莉菜が主人公、相手役を『MOTHER マザー』などの奥平大兼が担当。
サヘル・ローズ、小倉一郎、藤井隆、池脇千鶴、平泉成らが共演している。

【感想】
これは、これだけは必ず観ておきたかった映画。
家族を慈しむ気持ち、小さな恋心がめいいっぱい詰まったまさに力作!

まずストーリー。
基軸てしてのクルド人問題。
その事実に初めて触れる人にも解るよう、政治、宗教、文化面をくまなく、
しかも冗長にならぬようしっかり説明。
これに家族愛や淡い恋心をまるでバウムクーヘンのように重ね合わる脚本はもう見事としか言えないです。

次に演出や演技。
とにもかくにも過剰さや異様なドラマ性を避け、日常をしっかり切り取っていく手法は、
日本の難民対応の問題点をあぶり出すのに実に効果的。
俳優陣、とりわけ主人公の嵐さんと奥平さんのやり取りは本当に愛おしく、切なく。。
演技、なのはわかっていても、感情が溢れてしまって、何度も何度も涙を堪えなければなりませんでした。
脇を固める俳優陣の使い方も巧み。
とりわけ、藤井さんの的確な、おそらくは個人の本質を素直に出した演技、
コンビニ事務所でのシーンはこの映画の持つメセージ性の象徴と感じました。

さて。
政治難民にとって日本という選択肢はかなりの悪手。
それでもコミュニティの豊かさを保つ絆の深さを頼る人がいるのも理解できます。
違法なんだから追い出せ。
いやいや、倫理でさばききれないところを法律でカバーするのが原則でしょう。
この街の未来、無関心と無慈悲に支配されたままで良いのか。
揺れる世界の真ん中はいつも自分の心だと痛感させられる一本だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.6です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
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