アルシオン通信

Alcyon Blog

2022年08月 の投稿
2022年08月31日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2022年47本目】映画「藍色夏恋」観ました。

【解説・あらすじ】
楽しい高校生活を送る17歳のモンは、ある日、親友のユエチェンから恋の相談を受ける。
その相手は水泳部のチャン。彼をよく知らないモンだったが、
夜中にユエチェンと一緒に彼が秘密練習をしている学校のプールを訪れた際、
恥ずかしがるユエチェンの代わりに初めてチャンに話しかけた。
だが思惑と違って、この初対面をきっかけに、チャンはユエチェンではなくモンに好意を抱き始める。
そしてある時、ユエチェンからラブレターを渡して欲しいと頼まれたモンは、
渋々学校の帰り道で自転車に乗ったチャンを追いかけ、手紙を渡すのだったが、、、、。

【感想】
淡い恋心だけではない、苦しさ、切なさを藍色残る夏の夜空に映し出していく、正しく傑作青春映画!

まずストーリー。
冒頭でも触れましたが、いわゆる直球型の恋物語にあらず。
序盤から少しづつ張られていた伏線が中盤以降回収されると、
スイッチが入ったかのように「切ない」「苦しい」が溢れ出てくきます。
それでいてシリアス要素からビターな展開にするのかといえばそれもまたさにああらず。
しっかりと青春のキラメキの中に収める、前を向いた脚本にはもう好感しか有りませんでいた。

そして演出、俳優陣。
まるで映画の中で生きているかのような、若者のすべてが映し出されているかのような。
カメラワークは本当に自然だし絶妙。
セリフの一つ一つ、ちゃんと役の言葉になりきっている。
「瑞々しさ」をそのまま映像化する監督の手腕、応える俳優陣の技術の高さも必見です。

ちょっとだけマイナス??なのは「もっと観ていたくなる!」ことぐらい。
彼らの冬も、春も、5年後も十年後も、、、、ずっと観ていたい。

そんな気持ちにさせてくれる良作でした。

※本当にケチをつけるとしたら劇伴の音質ぐらいかな、、。

【価点・つけるとしたら】
☆4.2です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
2022年08月03日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2022年45本目】映画「エルヴィス」観ました。

1950年代、エルヴィス・プレスリー(オースティン・バトラー)は歌手としてデビューする。
彼の個性的なパフォーマンスは若者たちに熱狂的な支持を受ける一方で、批判や中傷にもさらされる。
やがてエルヴィスは警察の監視下に置かれた会場でライブを行うことになり、
マネージャーのトム・パーカー(トム・ハンクス)が彼に忠告を与える。

「キング・オブ・ロックンロール」と称される、エルヴィス・プレスリーの半生を描く伝記ドラマ。
ロックとセンセーショナルなダンスで、無名の歌手からスーパースターに上り詰めていくエルヴィスを映し出す。
監督バズ・ラーマン。
オースティン・バトラーがエルヴィス、
トム・ハンクスがそのマネージャーに扮している。

【感想】
強い光とその影。アメリカン・ドリームの原罪をあぶり出す作品。

まずストーリー。
これはスーパースター、エルヴィスの人生をほぼほぼ時系列で描ききっています。
主題としてはカントリーミュージックとロックの融合における功績を軸に、
実際にあった大きなコンサートやTVショー、後半のホテルショーのところまで細部にこだわった事は見て取れます。
基本的にはマネージャー(トム・ハンクス)のモノローグで語られるところも構成上の成功と言えるのではないでしょうか。

次に演出、演技。
オースティン・バトラーのしっかりとした歌唱と「孤独」さを全面に押し出した演技。
トム・ハンクスの流石としか言えない役作りへのアプローチ。
この2つがなければ成立しない、むしろこの二人に掛け金全振りの潔さ。
監督の肝の座り方にぐっと持っていかれるものがありました。

ただ、

・歴史的背景、とりわけ公民権運動の世の中でのエルヴィス像を描きたかったきらいはあるのですが、これは消化不良。
・マネージャーも含めたいわゆる取巻きの書き込みも少なく、誰がどの役割?ちょっと薄口。
・さらにエンドロールも含め劇伴が時折、現代にすっ飛び、意図がつかめない。エルヴィスの曲もちょっと少なく感じる。

のは難点に感じました。

とはいえ、アレだけの大スターの生き様をスクリーンに収めこんだ事自体、偉大な所業。
後半の山場、”If I can dream” を聴く、そのためだけでも意味のある映画だと思います。

【価点・つけるとしたら】
☆3.9です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
2022年08月01日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2022年44本目】映画「わたしは最悪。」観ました。

30歳になったユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)は人生の方向性が定まらず、これまでさまざまな才能を無駄にしてきた。
一方、年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、最近は家庭を持ちたがっている。
ある夜、招待されていないパーティーに紛れ込んだ彼女は、若く魅力的な青年アイヴィンと惹かれ合う。
その後アクセルと別れ、新たな恋に踏みだしたユリヤは、その恋に人生の新たな展望を見いだそうとする。

ヨアキム・トリアー監督がメガホンを取り、第94回アカデミー賞の脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされたラブストーリー。
30歳を迎え恋愛、キャリア共に思い通りにいかない女性が、現実にもがきながら自分を見つめ直す。
レナーテ・レインスヴェが演じ、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女優賞を獲得。
共演にはアンデルシュ・ダニエルセン・リーらが名を連ねる。

【感想】
おそらく感想が二極化する、最悪なのか最高なのかわからない映画。

まずストーリー、脚本。
才能に恵まれ、よくモテる主人公ユリアがいちいち間違った選択をし、そして運が悪い方にすすんでいく。
12+2のチャプターごとに語られるエピソード、過去とは美しい訳では無い、悪手の連続だという監督の視点はたしかに斬新。
一つ一つのシークエンスの中に結論めいたセリフを織り込むのも興味深かったです。

そして演出。
出演キャストの人間臭さを全面に押し出し、上辺のやりとりを押しつぶすかのようなシーンの連続。
あえてしんどさを強調し、主人公の自由奔放さ、わがままさ加減を意図的に放置。
クッキリと人間の面倒くささを表現しきっています。
オスロという街の特徴、整然とした清潔感との対比もほぼほぼ狙い通りだったのではないでしょうか。

ただ、その自由奔放さはちょっと度を超えていて。これが共感できるか否かは謎。
これが楽しい人生、豊かな人生なのかも謎。
12のチャプターがありますが、最後の2つくらいで急にお話が推進する、構成上の緩急の付け方も謎に感じました。

終盤の決着、自分の生き方の主人公は誰なのかという問い、その答えには大いに納得しますが、
もうちょっと起伏をつけて明暗の表現も交えたほうが共感できたかな?というのが正直な感想です。

【価点・つけるとしたら】
☆3.6です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
↓お読みいただきありがとうございました。宜しければぜひぜひコメント・クリックをお願い致します↓

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by alcyon | 映画観た

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こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
伊豆の四季やイベント、グルメ情報などを中心に、時々は好きな映画や本などのこともUPしていきます。
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