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アルシオン通信

Alcyon Blog

2022年08月01日 の投稿
2022年08月01日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2022年44本目】映画「わたしは最悪。」観ました。

30歳になったユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)は人生の方向性が定まらず、これまでさまざまな才能を無駄にしてきた。
一方、年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、最近は家庭を持ちたがっている。
ある夜、招待されていないパーティーに紛れ込んだ彼女は、若く魅力的な青年アイヴィンと惹かれ合う。
その後アクセルと別れ、新たな恋に踏みだしたユリヤは、その恋に人生の新たな展望を見いだそうとする。

ヨアキム・トリアー監督がメガホンを取り、第94回アカデミー賞の脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされたラブストーリー。
30歳を迎え恋愛、キャリア共に思い通りにいかない女性が、現実にもがきながら自分を見つめ直す。
レナーテ・レインスヴェが演じ、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女優賞を獲得。
共演にはアンデルシュ・ダニエルセン・リーらが名を連ねる。

【感想】
おそらく感想が二極化する、最悪なのか最高なのかわからない映画。

まずストーリー、脚本。
才能に恵まれ、よくモテる主人公ユリアがいちいち間違った選択をし、そして運が悪い方にすすんでいく。
12+2のチャプターごとに語られるエピソード、過去とは美しい訳では無い、悪手の連続だという監督の視点はたしかに斬新。
一つ一つのシークエンスの中に結論めいたセリフを織り込むのも興味深かったです。

そして演出。
出演キャストの人間臭さを全面に押し出し、上辺のやりとりを押しつぶすかのようなシーンの連続。
あえてしんどさを強調し、主人公の自由奔放さ、わがままさ加減を意図的に放置。
クッキリと人間の面倒くささを表現しきっています。
オスロという街の特徴、整然とした清潔感との対比もほぼほぼ狙い通りだったのではないでしょうか。

ただ、その自由奔放さはちょっと度を超えていて。これが共感できるか否かは謎。
これが楽しい人生、豊かな人生なのかも謎。
12のチャプターがありますが、最後の2つくらいで急にお話が推進する、構成上の緩急の付け方も謎に感じました。

終盤の決着、自分の生き方の主人公は誰なのかという問い、その答えには大いに納得しますが、
もうちょっと起伏をつけて明暗の表現も交えたほうが共感できたかな?というのが正直な感想です。

【価点・つけるとしたら】
☆3.6です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た

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