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アルシオン通信

Alcyon Blog

2020年04月29日

【観た/2020年50本目】映画「国際市場で逢いましょう」観ました。**伊豆・伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンオーナーのBLOG

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年50本目】映画「国際市場で逢いましょう」観ました。

解説・あらすじ:
『それだけが、僕の世界」のユン・ジェギュン監督がメガホンを取り、
『傷だらけのふたり』などのファン・ジョンミンを主演に迎えた感動の家族史。
朝鮮戦争や軍事政権、ベトナム戦争など動乱の時代を家族のためにささげた一人の男の足跡を活写する。
主人公の妻を『ハーモニー 心をつなぐ歌』などのキム・ユンジンが演じ、『パパロッティ』などのオ・ダルスらベテランが脇を固める。
時代の波に翻弄されながらも、たくましく生きる人々の姿に泣き笑いする。

朝鮮戦争中、父親と末の妹と生き別れたドクス(ファン・ジョンミン)は、母親と2人のきょうだいと一緒に避難民として釜山で暮らすことに。
まだ幼いながらも家長として家族を守ることを心に誓った彼は、自分のことは後回しにしていつも必死に働いてきた。
その後、西ドイツの炭鉱で働き、ベトナム戦争に従軍するなど、ドクスは何度も命の危険にさらされる。

感想:
泣いた!!
ワンシーンワンシーン、すべてのシークエンスで泣けた、、、。
いや、べつにほら泣きやがれ!!みたいないわゆる感動ポルノではないのです。
設定の壮大さと演出の繊細さ、
ファンジョンミンをはじめ、丁寧で人柄がにじみ出るような演技、
時系列の交錯をたくみに使いつつも観客を混乱させない自然な脚本。
その全てが辛い環境、息苦しい歴史の間に生きる市井の人々の実直さに優しい光を当てています。
ラストシーンはただただスクリーンが霞んで見えないほど泣き尽くしたのですが、
これは僕にとっても自分史を振り返る特別な涙だったように思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.6です!
もちろん歴史物としては考証や都合の悪いところの描写は切り込みが足りないかもしれませんが、
ヒューマンドラマとしてはおそらく最高峰の作品の一つです。
是非「自分の物語」としてご覧いただければと思います。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
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