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アルシオン通信

Alcyon Blog

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2016年03月09日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

今日は一日東京出張でした。汗ばむ陽気で上着が邪魔でしたね~。

【観た】
『サウルの息子』観ました。
 監督:ネメシュ・ラースロー
 主演:ルーリグ・ゲーザ
 2015年配給のハンガリー映画です。

【ストーリー】
1944年10月、ナチスによるホロコースト(「主に」ユダヤ人の大量虐殺 ※実際にはロマも含まれるそうです)が猛威を振るっていた時代。
アウシュビッツ=ビルケナウ収容所には連日「大量の」ユダヤ人が運ばれてきていた。
主人公のサウルはハンガリー系のユダヤ人で、「ゾンダーコマンド」(同胞であるユダヤ人の死体処理に従事する特殊部隊)として強制労働させられていた。
ある日サウルはガス室で生き残った「息子とおぼしき」少年を発見する。
少年はサウルの目の前ですぐさま殺されてしまう。
サウルはユダヤ教の教義にのっとって手厚く埋葬してやろうと、収容所内を奔走する。
そんな中ゾンダーコマンドたちの間にはレジスタンスの計画が膨らみ、破裂寸前になっていた。
極限状況に置かれた人間の2日間を描いた感動作、じゃなくて衝撃作。

【観たきっかけ】
カンヌのグランプリ作でアカデミーの外国語映画賞。(→こういうウリ文句に弱いんです。。。)
有楽町でやっていて、開演時間もちょうど良かったので。

【先に良くなかった点】
・そんな気軽に見るような映画じゃなかったです。
・予備知識がないと何が起こっているのか全然わからない。パンフレット買って読み込んで、wikiとか確認しないとホロコースト物初心者には厳しい作風です。
・画面が揺れる、軽い船酔い状態に。。
・「感動作」との触れ込みだったが感動できるポイントゼロ。

【良かった点、と言うか感想】

・主人公が全然まばたきしない。圧倒的な絶望感のなか、自分を究極まで殺し粛々と「仕事」に勤しむ姿は狂気そのものでした。
・「息子の存在」自体が狂気そのもの。ユダヤの教義へのこだわりも狂気の深みへの道程でしかないです。
・画面がいい感じで狭い。映像体験としてとても新しいです。
・音が怖い。様々な言語が飛び交い、混沌とした恐怖が劇場を包んでいるようでした。
・説明的な情報がほぼ皆無。「画面の向こう側」でいろんな事が起こります。

なんといってもこの映画がハンガリーで作られたということ、ゾンダーコマンドという視点で描いたことに大きな意味を感じました。
ハンガリーはナチスドイツに同調し多くのユダヤ人をアウシュビッツに送り込んでいます。
当事者としてどうなのか、血が滴るような嫌な匂いを感じたんじゃないでしょうか。
はたして戦後70年は昔の話なのか、忘れていいほど昔の話なのか、とも考えずにはいられませんでした。

また、あとでパンフレットで確認してわかったのですが、アウシュビッツの記録は恐ろしくナチスドイツに握りつぶされていて、
ほんの僅かしか残っていないそうです。
この映画ではゾンダーコマンドたちが命がけで手に入れた「紙」に記録を記したものや写真が発掘されたりしたものがベースになっていて、
「そこで何が起こっていたのか」に重みを増しているように思いました。

僕は普段、邦画洋画とわず、戦争もの(ホロコースト物含む)はほぼ観ません。※理由は有るんですがここでは多くは語りません。
が!この映画では普段やだなー・・と思っている要素がなく、最後まで引き込まれてみていられました。

何しろ重い映画で、とても2回見ようとは思いません。
万人受けはしないと思いますが、2016年を代表する、歴史的な一本なことは間違いないと思います。

 

【評価点、つけるとしたら?】

☆4.0 です。嫌いな人は全然だめそうですが必見だと思います。

ちなみに
☆1・2 ・・金返せ
☆3 ・・・劇場で観る価値有り 好き嫌いは分かれそう
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

 

もちろん「オススメ☆」です♪

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2016年03月03日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

今日も1日晴れの伊豆高原でした。ぽかぽか陽気の日が続きますが、花粉も・・・(;_;)。
僕も今年から辛くなりました・・。

【観た】
『テッド』を観ました。(監督:セス・マクファーレン 主演・出演:マーク・ウォールバーグ、ミラ・キュニス、セス・マクファーレン 2012年配給)

【ストーリー】
1985年のボストン郊外。ジョン・ベネット少年はテディベアのテッドをかわいがり、命が宿るように祈るとそれが叶う。

テッドは「生きているぬいぐるみ」としてマスコミに取り上げられ、国民的キャラクターとして一世を風靡。
しかし年と共に中年になり、落ちぶれ、酒と女とマリファナ漬けの日々を送っていた。

一方、35歳になったジョンはレンタカー屋の従業員になり、支店長昇進の話が出るも仕事に身が入らない。
休日にはテッドと共にマリファナを回し飲みし、子供の頃のように『フラッシュ・ゴードン』のビデオを見ては一日中ダラダラと過ごしていた。
同棲している恋人のローリーとは交際4年になるのに、いまだに結婚する決意もできない。

ローリーはいつまでもジョンが大人になれないのは、テッドも一緒に暮らしているからだと考えるようになっていた。
交際4年目の記念日の晩、2人が食事を終えて帰ると、何人もの売春婦を呼んで乱痴気騒ぎをしているテッドに、ついにロリーの怒りが爆発した。
ロリーに促され、ジョンはテッドに家を出るよう提案する。こうして2人は初めて離れ離れの大人の生活を始める。

【観るきっかけ】
「頭を軽くしたい欲求」が高まりコメディを選択。

【先に良くなかった点】
・下品!お下劣過ぎます!
・ストーリーもほとんどひねりもありません。

【良かった点】
・お下劣すぎて笑えます!

・アクションシーンが意外なほどしっかりしていて魅せられます。

・テッドの表情が豊か。寂しそうなシーンとかキュンとします。

・そして何よりストーリー!ひねりはないんですがバディ物の王道のストーリー。自立と友情は永遠のストーリーで、大好物でした♫

【評価点・つけるとしたら】

☆3.0(最高点は5つ)
お下劣を笑い飛ばせるかどうかで好き嫌いがはっきり別れると思います。
僕はマリファナのシーンはしつこくて嫌でしたが、あとのシモネタは楽しめました。

ちなみに
☆1・2 ・・金返せ
☆3 ・・・劇場で観る価値有り 好き嫌いは分かれそう
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

もちろん「オススメ☆」です♪

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2016年03月02日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

今日は一日晴れの伊豆高原でした。日に日に春が近づいてくると感じる日々です。

【観た】
『ぐるりのこと。』を観ました。(2008年配給。橋口亮輔監督。主演:木村多江・リリー・フランキー)

【ストーリー】
ある夫婦の1992年から20002年まで、10年間の日々を描いた作品。
生真面目な妻の翔子(木村多江)とどこかいい加減な法廷画家の夫・金男(リリー・フランキー)は、子どもを授かった幸せを感じていた。
幸せな夫婦だったが、子どもを亡くしてしまい、その悲しみから翔子は心を病んでしまう。
1990年代から2000年代に起きた様々な社会的事件、事象を背景ににしながら、少しづつ乗り越え、平穏を取り戻していく夫婦の希望と再生の物語。

【見るきっかけ】
キネマ旬報の2015年邦画一位に橋口亮輔監督の「恋人たち」が選ばれており興味を持ちました。
調べてみるとこの「ぐるりのこと。」もヤフー映画レヴューなどで高得点。マダムはすでに観ておりなかなか良い、とのことでしたので観ることにしました。

【先に良くなかった点】
・夫婦の問題を扱うだけに、性の問題は不可避と思うのですが、会話、セリフで無難に処理している様に感じました。
木村多江の熱演、リリー・フランキーの演技にみえない演技が素晴らしかっただけにそこだけちょっと薄味。

・法廷のシーンは事件を絞って、もう少し厚くしても良かったと感じました。

【良かった点】
・なにしろ豪華キャスト!ほんのちょっとのシーンでも今をときめくあんな人やこんな人が出演しています!みんな参加したかったんだろうな~、この映画と感じました。

・法廷画家という設定の秀逸さ。社会的病理と夫婦というか、妻、翔子の心の病理が相似形になっていて、「社会の悪意」が「ささやかな幸せ」を汚してきた様が淡々と、しかし確実に描かれていました。

・翔子が巡りあう尼僧の「平気平気、平気で生きるの。描くのも技術なら生きるのも技術なんだから」と軽やかで美しいセリフが胸に刺さりました。
生きる技術か・・・、疲れてるんでしょうか(;_;)、やけに響きました。

・なんといっても観終わりの余韻の美しい映画です。あれほどの痛みや祈りはないけれど韓国映画「シークレット・サンシャイン」(イ・チャンドン監督/2007年配給)に似ているようにも感じました。

【評価点・つけるとしたら】

☆3.5(最高点は5つ。)

ちなみに
☆1・2 ・・金返せ
☆3 ・・・劇場で観る価値有り 好き嫌いは分かれそう
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です ちなみに

 

「僕にとって」は忘れえぬ名作になりました。(・・ですが好き嫌いは分かれそうです。エンタメ度はほぼありません)
橋口監督、新作は7年ぶりとのこと。映画館で見たいな~。

『ぐるりのこと』
もちろん「オススメ☆」です♪

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 観た
2016年02月27日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

遅ればせながら『マッドマックス 怒りのデスロード』観ました。

【ストーリー】
資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。
そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力をあわせ、自由への逃走を開始する。
主演は「ダークナイト・ライジング」のトム・ハーディー と見せかけて シャーリーズ・セロン!

【過去作は観てません・・】

アクション自体あまり観ないんです。(全然観ないわけではありません)特に暴力描写が強そうなものとか入り込めない体質。食わず嫌い、ともいえます。
今回はアカデミーにノミネートされた、なんだか評判が良い、あ!ツタヤさんで準新作になってる、の3条件クリアで重い腰を上げてみました。

【ツッコミどころ満載!】

資源も食べ物も水も不足している世界でウォーボーイズくんたちが元気すぎる!
ラスボスみずから出撃しちゃう、なぜに常に先頭?あぶなくね?
なぜ主人公マックスを車の前に括りつける?じゃまだし・・・?
フュリオサの逃亡計画が杜撰かつ大雑把。
追跡部隊を全軍で出撃させちゃう>本拠地がら空きという間抜けさ。
あっけない政権交代・・。

【それでもグイグイ引き込まれて行く!】

ぶっ飛んだ車で逃げる主人公たちを悪者が追いかける。
出かけて行って戻ってくる。

超絶単純なストーリーなんですが

物語の世界観を最初の5分くらい?でギュッと説明仕切っている所など、さすがの手練。

・他の映画のカーチェイスシーンで感じる、「逃げてる間はストーリーが止まってる」なんてことはなく、台詞は少ないんですがちゃんとキャラクターの心情がアクションで描かれている。
・アクションに目が行き過ぎて話の内容がわからない!なんてことなくシーンが整理されていたように感じました。

また、
・キャラクター一人一人の深掘りが効く作り(ウォーボーイのニュークくんなんて脇役も結構物語を引っ張る)になっていたように感じました。

【で、面白かったの?】

面白かったです!最高に!音楽の使い方も派手でよかった!

今回は我が家のホームシアターでみましたがこういうのは映画館で観ないと真価は測れない、それだけが失敗。

【評価点・つけるとしたら】

☆4・0(☆5が最高) 

もちろん「オススメ☆」です♪

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by alcyon | 映画観た閑話休題
2015年03月24日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

今日も小春日和、桜もほうぼう咲き始めた伊豆高原です。
さて本日は【観た】シリーズ、映画『マエストロ』のご紹介です。

ストーリー:
若きヴァイオリニスト香坂のもとに、解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。
だが、練習場は廃工場、集まったメンバーは再就職先も決まらない「負け組」楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね。
久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えないもので、不安が広がる。
そこに現れた謎の指揮者、天道。再結成を企画した張本人だが、経歴も素性も不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。
自分勝手な進め方に、楽団員たちは猛反発するが、次第に天道が導く音の深さに皆、引き込まれていく。
だが、香坂は名ヴァイオリニストだった父親が死んだ裏には天道が関係していた事を知り、反発を強めてしまう。
あまねのひた向きに音楽に取り組む姿勢を目の前にしながらも素直になれない香坂。
そして、迎えた復活コンサート当日、楽団員たち全員が知らなかった、
天道が仕掛けた“本当”の秘密が明らかになる――。

感想:
僕は原作がある作品は基本的に「先に映画、あとで原作」派なんですが、さそうあきらさんの原作をすでに既読でした。
ストーリーはほぼほぼ原作通りで、すこし薄味なのが残念なんですが、そのかわり原作にはない魅力、「音」が想像以上でした。
オーケストラ物なのでちゃんと弾いているように見えるかどうかが重要なんですが、それもきちっとクリア。
原作でもあった随所に散りばめられたクラシックトリビアも映像で見るとよりわかりやすく興味深かったです。
ラストシーンはどうなるか知っていながら、やっぱりじーーーんとしました。

とにかく「音圧」ありきの映画ですので自宅でDVDより断然劇場で見るべき作品だと感じました。

近くの劇場でまだ上映中ならぜひ!

もちろん「オススメ☆」です♪

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by alcyon | 動画・youtube映画観た
2015年03月14日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

今日は朝から小雨交じりの天気、少し肌寒く感じる伊豆高原でした。

さて、本日ご紹介するDVDは「偉大なる、しゅららぼん」です。

あらすじ:
琵琶湖のすぐそばの町・石走で、先祖代々不思議な力を継承してきた日出一族。
その跡取りで最強の力を誇るとされる淡十郎(濱田岳)は、高校生でありながら住民からあがめられる殿様のような生活を送っていた。
そんな彼のもとへ、分家の涼介(岡田将生)が力の修行をするために訪れる。淡十郎と同じ高校に通うものの、彼とおそろいの真っ赤な特注制服を着せられ、従者のように扱われる涼介。
そんな中、日出一族と対立する棗一族の広海(渡辺大)とのトラブルが勃発し、それが世界の運命を揺るがす事態に発展する。

感想:
万城目学さんの壮大なほら話、
奇想天外な設定で、主演の濱田くん、岡田君、両方共良かったです。
他のキャストの扱いが多少理不尽だったり、使える「力」の設定が良くわからなかったりしますが
許容範囲内。
絵作りも派手で楽しめました。

もちろん「オススメ☆」です♪

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by alcyon | 映画観た
2015年03月13日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

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DVD鑑賞シリーズです。
今回は片桐はいりと向井理が主演の「小野寺の弟 小野寺の姉」観ました。

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解説:
向井理と片桐はいりが姉弟役で映画初共演し、互いを大切に思いあう不器用な姉弟にそれぞれ訪れた幸せの行方を描いたハートウォーミングコメディ。
早くに両親を亡くし、2人で暮らしている33歳の弟・小野寺進と40歳の姉・小野寺より子。
引っ込み思案で奥手な進は、過去の失恋の痛手からいまだに抜け出せず、世話好きなより子はそんな弟にとやかく口を出しながらも、2人は程よい距離感を保ちながら暮らしていた。
そんな小野寺家にある日、1通の手紙が誤って配達される。その手紙をきっかけに、進とより子それぞれの恋と人生が動き始めて……。

感想:

片桐はいりの抑えの効いた演技と向井理の3枚目、不器用さ加減が絶妙、いや、登場人物みんな不器用なんだな。
向井理、あまり好きじゃなかったんですが(^_^;)、こんな演技もできるんだなと良い意味でびっくり。
大笑いするような映画じゃないんですが、クスクス笑えて切なく泣ける佳作でした。

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by alcyon | 映画観た
2014年09月10日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

ついに夏も終わりましたね!
昨日は中秋の名月。
スーパームーン、伊豆高原ではとっても綺麗に見ることが出来ました(^^)

さて、先日お客さまから
「オーナーの好きな映画、一番は何?」
と聞かれ、アレコレ映画話に花が咲いたのですが、やっぱりその日の気分によって変わりますよねーなんて結論に。

人生ベストワンじゃなくて今日、一番観たいのは?と聞かれればけっこうしぼれますねーなんて話も。

では、秋の始まり、夏の雰囲気も少しあった今日ならこれです。

*****
【(500)日のサマー】

解説(シネマトゥデイより)

運命の恋を信じる男と信じない女が繰り広げる、ちょっぴりほろ苦くてユニークな恋愛コメディー。『セントアンナの奇跡』のジョセフ・ゴードン=レヴィットふんする男性の視点から、愛する人との異なる恋愛観に翻弄(ほんろう)される20代の男のリアルな姿をつづる。キュートな相手役には、『ハプニング』のゾーイ・デシャネル。初メガホンを取ったマーク・ウェブ監督はミュージック・ビデオ出身らしく、音楽から会話に至るまでセンスのいい演出が際立つ。

あらすじ(シネマトゥデイより)

グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、新入りのサマー(ゾーイ・デシャネル)に一目ぼれしてしまう。ある日、好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった二人。そんな中トムは、サマーに対して「彼氏はいるの?」と聞くと……。

*******

”THIS IS NOT LOVE STORY!” というセリフで始まるガチガチのラブストリーなんですが、随所に気の利いたセリフや音楽が散りばめられていて、
また最後に捻りがきいているので秋の始まり、例えば今日見るのにピッタリだったりします♪

(500)にもちゃんと意味のあるこの映画。夏の真っ盛りじゃなくて秋ぐらいに意味のあるこの映画。>>観たことある人、ココ笑うとこですよ(^^)

もちろん「オススメ☆」です♪

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by alcyon | 映画観た
2014年07月29日

【「パプリカ」鑑賞しました】
暑い日々の中の、僅かに涼しい夜。
何故かこのタイミングで観ました。

多分タイトルが僕のよく使うスパイスだったことがずっと気になっていたのだと思います。
もしくは、「季節」に誘われたのかもしれません。。

imgres

パプリカ – 作品 – Yahoo!映画 

*****************************
解説:シネマトゥデイより

夢に入り込み、夢を犯すテロリストに立ち向かう夢探偵“パプリカ”の活躍を描くファンタジー・アニメ。
日本が誇るSF作家である筒井康隆の同名原作を、『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』の今敏監督が映像化した。
ヒロインを人気声優の林原めぐみが務めるほか、古谷徹がこれまでのイメージから一転、巨漢の男性の声に挑んだ。
圧倒的な技術力と想像力を惜しみなく投入し暴走する夢のアイデアを具現化したパレードの描写は圧巻。

****************************

あらすじ:シネマトゥデイ より

夢に入り込んで患者の治療を行う装置“DCミニ”が盗まれ、精神医療総合研究所に勤める若きサイコ・セラピストの千葉敦子は、
“DCミニ”開発者の時田とともに島所長の元へと集まる。
しかし、所長の島が突然、意味不明な内容の演説をとうとうと語り出す。
“DCミニ”を盗んだ者たちによる夢の侵略が現実のものとなり始め……。

****************************

告白します。

コメディタッチの雰囲気が売りの僕ですが、実は
夢とか意識構造とか、哲学臭い映画、大好物、、、

本作もユングさんとかフロイトさん、東西の民話や童話にくんずほぐれつ、絡みからまれる傑作。
天才とはどういう存在かに焦点を強めに当ててからの~、あれでコレでのメタ構成もストーリー的に素晴らしい着地でした。

さてこの作品と比べられるのは
言わずもがな、クリストファー・ノーランの「インセプション」

ざっくり比較すると

【その1 テーマの違い】
インセプションが夢の深さ、階層をテーマにしているのに対し、
パプリカは夢の意識下、意識構造をモチーフにしています。

【その2 処方の違い】
他人の意識潜り込む事は一緒ですが

インセプションは「植えこむ」
パプリカは「解放する」

インセプションは現実的で夢にも合理性が有り。
パプリカは夢の中の合理と不合理を行ったり来たりします。

【その3 時差】
クリストファー・ノーランのインセプションが2010年。
一方、今敏監督のパプリカは2006年。

この4年の差は、それこそインセプションで執拗に繰り返される

“idea”

の点で決定的に感じます。
これだけは「先である」ことに追い付くことができないと感じます。

【で、どっちが好きか?】
発想とストーリーテリングでパプリカのほうが好きです。

もちろんインセプションも最高にオモシロイと思ってます。
それでも2本の内1本しか見れない人生ならパプリカを選びます。

今敏監督がお亡くなりになってはや4年。
あの年の8月をちょっと思い出しました。

 

監督、
まるでダリヤピカソ、ゴッホやルノワールの名画がそうであるように、

作品の輝き衰えず、その色彩の鮮やかさは深みを増しているように感じますよー!。

今夜の映画に迷ったら?

夏の夜にはスパイスを一振り。

【パプリカ】

もちろん超お勧めです。

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2013年11月15日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R
今はシェフですが、実は以前企業人事、主に採用をしていました。
面接官ってやつです。
当時、面接の最後にはかならず
「最後に何か質問はありますか」と聞いていました。
そこで今日は、
「仕事にダンスは必要ですか?」
と聞かれていたらどう答えてたかなー、というお話です。
++
いま話題の動画を2本ご紹介します。
会社を辞める決意をした動画制作会社の女性が、
自分の退職届けを動画で公開したというあれです。

でもって会社側の反応はこれ。

仕事の質と労働条件に激おこプンプン丸の彼女でしたが、
そのダンススキルは会社の採用基準に「ダンス」を加えてしまうほどに秀逸。
この動画も、
“I QUIT” 「やめてやる!」
じゃなくて
“I propose “ 「提案する!」
とかだったら、上司の心も動いたかも知れませんね。
だって面白いんだもの、この女性。
仕事は何ができるかばかりじゃなく、
楽しくできるか、楽しさを見いだせるかが大切だなー、
とつくづく感じる動画でした。
さて、タイトルの
「仕事にダンスは必要か」
ですが、
うーーーん、
必要な気がしてきました。。
リズム感に自身がないので特訓です♪
↓こんなかんじで↓

あ、アルシオンの仕事、
料理を作るのとっても楽しいです!
楽しそうに仕事をし、また楽しそうに旅をする。
もちろん「オススメ☆」です♪

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お読みいただきありがとうございました。

by alcyon | 観た

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伊豆の四季やイベント、グルメ情報などを中心に、時々は好きな映画や本などのこともUPしていきます。
メールはこちらまで・・info@alcyon-izu.com
連絡先はこちらまで:0557-51-5600

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