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アルシオン通信

Alcyon Blog

2013年12月06日

追悼ネルソン・マンデラ爺さん。「46664」について思うことと、4本の映画。

アルシオン オーナーシェフの松本です。
本日、マンデラじいさんが永眠しました。
両親以外で誰か一人、自分の人格形成に影響を与えた人物を示せと言われれば、
間違いなくこの爺さんでした。
「46664」はロダン島で投獄されていた時の彼の部屋番号。
27年間も閉じ込められ、その間友人が殺されたりする中、
恨まず、憎まず、怒ることなく、和解を選ぶことはとても勇気のいることだったと思います。
白人社会がマンデラならと受け入れたのも彼だからこそ起こせた奇跡だと思います。
僕はどれもこれも、まだまだ上手くできないです。
彼の功績は称えるものではなく、我が身に振り返り、実行すべきものだと
今日改めて痛感しています。
偉大な大統領ではありましたが、人間臭く、悩み悲しむおじいさんでもありました。
一度、逢ってお話がしたかったです。
いつもテレビでは優しそうで、それでいてどこか悲しそうな目をしている
マンデラじいさんと、サッカーやラグビーの話をしてみたかったです。
自由の尊さと深い愛情を持って人と接することの大切さ
を教えてくれたネルソン・マンデラに心から、心から感謝します。
さようなら、僕の、みんなのマディバ。

南ア関係の映画です。
いずれも歴史の話ではなく、人と人の心の話だと思います。
アルシオンオーナーかずの『観たり読んだり走ったり?日誌』-遠い夜明け
「遠い夜明け」
南アもう一人のマンデラ、スティーブ・ビコの物語。
アルシオンオーナーかずの『観たり読んだり走ったり?日誌』-マンデラの名も無き看守
「マンデラの名も無き看守」
マンデラとその担当看守の物語。
看守の心の葛藤、信じていた社会へのゆらぎ。
後のアパルトヘイト廃止までの物語。
アルシオンオーナーかずの『観たり読んだり走ったり?日誌』-インビクタス
「インビクタス」
南アフリカでラグビーワールドカップが開催された時の、マンデラとチームの白人主将の交流の物語。
アパルトヘイト廃止直後の、社会に蔓延する「雰囲気」。
マンデラが戦っていたものは、白人ではありませんでした。
アルシオンオーナーかずの『観たり読んだり走ったり?日誌』-第9地区
「第9地区」
そして、今。設定がヨハネスブルグというのが絶妙の本作、
エビと人間の関係性に歴史の反復性、社会の、性(サガ)のおぞましさを感じます。
ラストシーン、
ここだけは、この世界に残したマンデラの遺産。
いずれの作品も、マンデラが死んだ日だからではなく、
『マンデラが死んだ今日、何があったか』
を覚えておく記憶の鍵として見ておくべき作品だと思います。
本当にオススメです。
是非ご覧になってくださいね。
アルシオン オーナー 松本和久


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